渓流ルアーとの出会いと魅力

 

                          写真:ルアーで初めて釣ったヤマメ

渓流ルアーとの出会い

最初はフライをやろうと思ったんですよ。渓流といったらフライでしょ!かっこいいしねと思って。とりあえず15000円のフライセットとウェーダーと年券を買って。実際2回釣行しました。しかし解禁直後の寒い時期に、放流量の少ないマイナー河川で初心者が釣れる訳ないんです。キャストもラインさばきもメンディングも難しいし。

もともと私は実家が川に近かったし、祖父も父も釣りをやっていたことから、幼少期から釣りはよくしていました。ただ、振り出し竿にウキとオモリと針でハヤや鯉やフナを釣るくらいで、渓流はもとより、フライやリールやルアーに馴染みはありませんでした。餌が一番よく釣れるのはわかっているけど、手が臭くなるのが嫌になったのとゲーム性を求めてたので、餌釣りをする選択肢はありませんでした。

ついに3回目の釣行で、いい加減フライが嫌になってしまって、車に戻って親父から借りパクしてた20年以上前のトラウトロッドとリールを持ち出して(たぶん湖用でした。ラインも何lbか知らず)フライ挫折したときの保険で買っておいた4gくらいのミノーで同じポイントに入りました。もちろんトゥイッチなんて知りませんでしたから、ただ巻きで、なんとなくアップ気味に。

すると2投目で、なんとヤマメが2尾追ってきて、大きいほうが足元で喰ってきました!
もうテンションぶち上がりですね!大興奮です。一瞬で虜になりましたよ!

と同時にこんなに簡単に釣れるのかと思いました。今思えば、たまたま場所がよく、たまたまやる気のある魚が居ただけの話でしたが、当時は知る由もなかったです。こうしてルアー漬けの日々が始まったわけです。

渓流の魅力

大自然に囲まれて、空気もきれいで癒される。なんて話は当然で、私が言いたいのは釣り場は意外と近くにあるということです。どこの県も中心部から車で30分から1時間も走れば、それなりの渓が流れていますし、あるいは本流のような大型の渓流魚が潜む川があります。ですからもっと身近な釣りであるはずです。

さらにルアーでいえば、道具立てもシンプルだし、ちょっと練習すればすぐキャストできるので、敷居はさらに低いです(奥は深いですが)。それと私がハマったように、大体は水がきれいで魚とのやりとりが見えますので、非常にエキサイティングです。あと私は食べる派だから言いますけど、渓流魚は美味しい!

私はキャンプも趣味なんで、キャンプと絡めて源流釣行とか最高ですね。野営して釣りして。他にもたくさんありますけど、意外と簡単に始められるので、興味がある方はぜひ。
海なし県に住んでいて海が遠くてなかなか行けないっていう本音は伏せておきます。