今までの経験から普通に普通なことをして釣れるのはお盆休みまでだと思います。そのあたりから急に秋の川に移行して、瀬では釣れなくなり、チェイスもなく、たまに追ってくるのはチビヤマメだけで針掛かりせず。活性が下がっています。
もうそうなったらさっさとカジカ釣りするか海行くかバス釣るかに私はなってしまいますけど、そういうわけにはいかないので、禁漁までの一ヶ月の釣り方について記事にしてみたいと思います。
淵や堰堤下などの深場を狙え!出れば大物も
産卵前に瀬で荒食いする魚がいたりするのですが、時期が短くタイミングが読めません。秋になると産卵に参加する魚や小さい魚は流れがゆるいところを求め、水深のある場所に集まります。活性は低いです。
ですので攻め方としてはもうリアクションバイト狙いの釣り方になります。魚の目の前に落として、ミノーでは小刻みなトゥイッチでゆっくり巻いてくる、スプーンでも小刻みなリフト&フォールで反射喰いを誘っていきます。ディープダイバーやバイブレーションもいいと思います。川としては本流よりも支流やダム湖の上流が釣りやすいでしょう。
鮎師の来る前、入った後を狙え!朝夕まずめ
一般的な里川は渓流のポイントと鮎のポイントがバッティングしています。そういう川では大体にして、5月で放流終わってしまうし6月から鮎解禁で鮎師がいて釣りづらいから、もっと上流行こうとか他の山奥の川に行ってみようとかになりがちです。
私も夏は山岳渓流に通います。でもそれこそが盲点です。もっと言えば、鮎師の方は、鮎が始まるまでは渓流やっとくかって方が結構いらっしゃるので、鮎が解禁になるとその川の渓流釣り師人口が減ります。
ですから鮎師が多く入っているポイントこそ渓流釣りにおいては、まさに竿抜けになっているわけなのです。事実、友釣りのおとり鮎に向かってアタックしてくる渓流魚がいて、友釣りで岩魚が釣れたなんて話は本当によく聞きます。しかも良型が多い。
ですから鮎師がいるとお互い遠慮しちゃうので、まだ入ってない朝マズメあるいは帰った後の夕マズメを狙うと時間的にも一石二鳥で確率が上がるということです。
本当に数釣りは難しくなりますから、オデコで帰ることもあるし、魚の顔すら見れない日もありますので、1尾を大切に、禁漁を惜しみながらまた来春を楽しみに待つ1ヶ月を過ごしましょう。