初めて行く川の入渓地点と退渓地点の見つけ方

初めて行く川で一番苦労するのはこれだと思います。その川をよく知っている方と一緒ならまだしも、単独となると大変で、行ったり来たりモタモタして貴重な釣り時間を削ってしまいます。今回は入渓地点と退渓地点の見つけ方のコツを書いていきます。

自宅でグーグルマップのストリートビュー

いきなり文明の利器を使いましょう。上から穴があくほど見て、さらに側道をストリートビューで上がっていきましょう。これで駐車スペースもわかりますし、なんなら釣り師の車が写ってます。コツでも何でもないじゃないか言われるかもしれませんが、かなりの精度で見つかります。これは渓流だけじゃなくて湖や海のすべてのおかっぱりに通用します。

橋や堰堤、漁協の看板を探す

里川だろうが山岳渓流だろうが、どんな川でも入渓地点は橋のそばにあることが多いです。駐車スペースもほとんどの場合そこにあります。草が生い茂っていてもどこか人が通った跡があるはずですから捜して見ましょう。

それと堰堤のある場所も入渓地点になります。そもそも堰堤は人が作ったものなので、工事の時点で作った道が残っていることが多いです。ただ私も経験していますが、大きな堰堤になると堰堤まで行く斜面がきついので滑落の危険が高いです。

あとは川に降りる道がある場所には、漁協の看板が立っていることが多いです。解禁期間や遊漁料や禁漁区が書いてあるので入渓できるメジャースポットには多いです。発見したら読みましょう。

退渓地点も必ず確認しましょう

退渓地点の探し方も入渓地点の捜し方と同じです。何年やっても私は怠りがちで、後悔することがあります。早く釣りたい気持ちをぐっと堪え、退渓地点を確認しましょう。

なぜなら釣り上がってみたら、両サイドずっと崖で退渓出来なかったり、側道から川がかなり離れてしまって、山の中を不安になりながら歩かなければならない羽目に合うからです。

今は春先になると渓流ガイドみたいな書籍が出てくるのでそういうのを参考にされてもいいですし、何度も言いますが、山岳渓流を除けばグーグルマップ最強ですからそういった事前準備も釣りの楽しみの一つなので、ぜひ実践して当日釣りの出来る時間を少しでも長く取れるようにしていただきたいです。