【おすすめ】渓流ベイトフィネス メリット・デメリット

 

渓流ベイトフィネスとの出会い

以前に書きましたが、親父が使ってた年代物の汎用トラウトタックルで始めて、ハマったのでちゃんとタックルを揃えようと思いました。それでぼんやり1万円くらいのロッドと1万円くらいのスピニングリールを買おうと、あとは店員さんに見繕ってもらうかという感じで。

そこで激アツ店員さんにぶち当たりまして、これくらいの予算でこんな感じの求めているんですよって言っているにも関わらず、ベイトフィネスの良さを延々語られて。

当時、各メーカーから専用タックルが出始めたいわゆる渓流ベイトフィネス元年と言われた年で、しかもその店員さんもドハマリしてて、今から始めるならぜひこれですよ!ってことでした。

いやぁ熱意って伝わるのもですね。気が付いたら買ってましたよ、予算の4倍もするリールを・・・。ベイトなんかその時初めて触って、バックラッシュやサミングなども初耳でした。

10分くらいその場でレクチャー受けて、後は実釣で練習しました。

始めて2,3回の釣行は釣ってる時間よりバックラッシュ直している時間のが長くて複雑な思いや葛藤がありましたけど、行く度に上達するのが楽しくて、段々あの店員さんが言ってた意味もわかってきて、今では本当に店員さんに感謝しております

私が思う渓流ベイトフィネスのメリット・デメリットをまとめていきます。

渓流ベイトフィネスのメリット

  • 手返しがいい
  • キャスト精度が高い
  • 着水と同時にアクションを入れられる
  • もう投げてるだけで楽しい

渓流とは、流れが複雑で無数にポイントがあり、どんどん釣り上がっていくので、手返しは非常に重要です。ベイトならベールを起こす倒すがなくクラッチ操作なので、基本片手で完結しますから次々にポイントに撃っていけます。距離感も掴みやすく流れのヨレや小さい落ち込みにピンポイントでキャスト出来ます。

ルアーの飛んでいく弾道が直線的なので、木や草や岩がせり出している下に簡単に入れられます。そういうところは、餌師もテンカラ師もフライマンも竿抜けになりやすいのでおいしい思いができます。糸ふけも出ないしもクラッチなので着水と同時にアクションを入れられるので、小場所や瀬など優位です。
なにより投げててすごく楽しい!

渓流ベイトフィネスのデメリット

  • やっぱり軽いルアーが投げにくい
  • 慣れるまでバックラッシュする
  • 安いリールがない

経験上、楽に投げられるのは3gまでですね。それより軽いのは練習が必要です。未だに重いのから軽いのに、またはその逆にルアーチェンジした時、1投目は明後日の方向に飛びますね。まぁ、ヘビーシンキングミノー全盛の時代ですし、最初はルアーチェンジよりの足で稼いだほうが、釣果は伸びます

バックラッシュの直し方もすぐ慣れますし、渓流ベイトフィネスはライン30mも巻いとけば大丈夫なんで、最悪すぐ釣り場で巻きなおせますので大丈夫です。そもそも慣れれば、ほぼバックラッシュしません。

釣りは物欲も満たしてくれる趣味なので、高いリール結構じゃないですか。

他にも魅力がたくさんありますので、これから渓流を始める方はスピニングよりも少し敷居は高いですけど、ぜひベイトフィネスにチャレンジしてください!!

おすすめベイトロッド

おすすめベイトリール